上田で映画ロケ、『最後の早慶戦』お楽しみに

 

関東同窓会65期同期の皆さん、本日は私の住んでいる長野県小県郡長和町(ながわまち)

からのリポートです。長和町といってもご存知ない方も大勢いらっしゃると思いますが・・・、

3年前の平成の大合併で、小県郡長門町と和田村が一緒になり長和町が誕生しました。その

長和町学者村に、私が誇りとする日本映画界の巨匠が住んでおり、この度、地元でロケした

作品が話題になっています。何となんと、長和町と上田市でのロケが全体の90%を占める

そうです。

巨匠の名前は、神山征二郎(こうやませいじろう)監督(1941年生れ、岐阜県出身)です。

『ハチ公物語』(87年)、『ドンマイ』(90)、『遠き落日』(92)、『月光の夏』(93)、

『ひめゆりの塔』(95)、『草の乱」(04)、『北辰斜にさすところ』(現在、東京新宿の

「シネマスクエアとうきゅう」で公開中)等、心に残る真摯な作品を世に出してきた社会派の監督です。

因みに、全国の映画マニア注目の「長和町映画祭」は、今まで全て、神山監督の作品を

上映し、監督ご本人も参加し、いつもお話をしてくださいます。

そして、ご紹介する作品は、『最後の早慶戦』という史実に基づいて描かれた映画です。

戦時下の194310月、学業半ばに徴兵(学徒出陣)という運命を背負うことになった野球

部員たちの輝きを描いているそうです。間違いなく大感動の映画になることでしょう。

先日、こちらの各所でロケが行われ、当時、壮行試合が開催された早稲田戸塚球場に

そっくりという「上田城跡公園球場」では、3日間、延べ3,800人の市民エキストラによる

撮影がありました。

また、同期で鍛治町居住の島田甲子雄君(1組)宅では、冒頭のシーンが撮影されました。

島田邸は、神山監督お気に入りの家とのことでした。

われわれ同期にも大勢の早慶OBがいますが、上田市にも早慶関係者が非常に多く、現市長、

議長も上田高校からの早慶出身者です。

特に、上田高校野球部の先輩たちが、この早慶野球部の創成期に活躍し、野球殿堂入りした

二人の先輩、宮原清氏と櫻井弥一郎氏(当時は、長野県尋常中学上田支校と呼ばれていた。

お二人はともに慶応大に進学、第一回早慶戦で活躍)のレリーフ写真が、県営上田球場に

飾られています。

われわれの地元に縁の深いこの作品の上映が、実に待ち遠しいですね!

なお、一般公開は来年(08年)の夏の予定だそうです。

特別情報ですが・・・、長和町映画祭では、一般公開に先駆けて上映することを既に企画

しています。よろしかったら是非お出かけください。(日程は未定ですが。)

以上

    20071231

                          羽田 義久 (11組)

   

   

 

 

 

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